[職業病1]
 
 どんな職業にも「職業病」と呼ばれる仕事に関連する「クセ」とか「習慣」が有ります。
 元レーサーの片山右京さんは 交差点の信号待ちで信号が青に変わると「アクセルを踏み込んでスタートダッシュしそうになる」と話しされていました。

 弁理士にも職業病がいくつか有ります。(僕だけかもしれませんが・・)

 まず 日常生活でも無意識に「技術用語」とか堅い言葉を使ってしまうという職業病があります。

 カルピスを作ってもらうときに「よく混ぜてね」 と言う代わりに 「よく攪拌してね」と言ってしまったり、
 「車に乗ってください」 と言うときに 「乗車してください」と言ってしまったり、
 自動改札機に「切符を入れる」ことを「切符を挿入する」と言ってしまうことがあります。
  家内も 最初は不思議そうにしていましたが、今は慣れたみたいです。

 普段にこんな堅苦しい言葉使うなんて 変な奴というか 嫌な奴ですよね(^_^;)。
 気を付けているのですが つい出てしまいます。

 何故これが職業病かというと、特許出願の書類を作成する際に(あっ、「書くときに」と言う方が普通ですよね)
正確で誤解の生じないような文章を作ろうとして すごく言葉を選びます。 そうしていると 自然と 技術用語というか特許用語を使う機会が多くなり、普段の生活でもつい 出てしまうんです。

 弁理士と話ししていて 妙に堅苦しいしゃべり方をしていても 悪気はないので 勘弁してやってくださいね。


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