わかっちゃう! 知的財産用語 特許,商標,著作権 等に関する用語辞典 |
青本(あおほん) |
青本とは、 社団法人発明協会から発行されている書籍「工業所有権法逐条解説」の俗称です。 ハードカバー表紙の色が「緑色」であることからこのように呼ばれています。 それじゃ「なぜ緑本じゃないの」とも思いますが、詳しいことは知りません。 多分 「みどりぼん」というより「あおほん」という方が語呂が良かったからではないかと想像しています。 (そう言えば、緑色の信号も「青信号」って呼んでますね。) 内容は、特許法,実用新案法,意匠法,商標法等の法律を条文毎に解説したものです。特許庁が編集しているので 特許庁の見解として信用のできる内容となっています。 そのため、特許事務所や企業の特許部門には必ず1冊は置かれていると思います。 弁理士試験の受験生も基本書(ベースとなる参考書)として必携の書籍です。 発明協会の書籍売り場でも売っていますが、全国の書店でも売っています。法律、特に知的財産権のコーナーに置かれていると思います。 (紙のブックケースに入っているので、書棚に並べてあっても緑色の表紙は見えません。緑色の表紙を目印に探していると見落とすかもしれません。) [経験談] 法律が改正されると改訂版が出るので、特許関係の仕事をしている人は何冊も持っています。 弁理士試験受験生の頃、ハードカバーが扱いにくかった(パラパラとめくりにくい)ので、「あおほん」の語源となったハードカバーを切り取って使っていました。 最近は新しい改訂版が あまりでていないようですね。 |
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